フェイラーの他の多くのシリーズに見られるように、ブラックで統一されたバッグ本体が柄をひきたたせているといったところは同じ手法を用いながら、バッグ全体を埋め尽くすほどに描かれた熱帯植物が、ある種の迫力さえ持って見る人を圧倒するような雰囲気を演出。
シュニール織を使ったバッグとしては、使いやすいスクエアな形のものが2種類設定されていて、大きめ(幅33cm)の”BR-5294”では、持ち手の付いている位置が広め、そして小さめ(幅28cm)の”BR-5295”では、その位置が幾分狭くなっているのが違いとなっています。
そして面白いのが、どちらも持ち手が二重になっていて、本体のカラーと同じブラックの持ち手が一対、そしてその内側に熱帯植物を描いたもう一対の持ち手をブラックの持ち手に沿うように配しているのが、このバッグのアイデンティティともなっていること。
さすがに柄としては派手ですから、シックやニートといった装いには合わせることは難しいとは思いますが、例えばアニマル柄の服にはピッタリ似合うといったところですね。またラフなスタイルにも、おしゃれなアクセントとして色を添えてくれるといった感じです。